防犯カメラは犯罪を防ぐだけでなく
社員教育にも活用できるということを
前回の記事でお伝えしました。
今回はさらに具体的な活用法について
お伝えします!
1.現状を把握した上で対策を練る
防犯カメラの映像から
職場の現状を把握することができます。
社員やアルバイトなどの勤務態度やサービス
衛生面や整理整頓の状況なども
明らかになります。
それらを防犯カメラの映像を通して
責任者が現状を把握することで
具体的に対応策を伝えることができます。
例えば、業績が上がらない店舗に対して
数値目標ばかりを追いかけるのではなく
防犯カメラの映像から原因を分析して
改善していくことが業績につながります。
2.管理職や責任者を育てる
管理職や責任者などの人数や役割は
組織によって異なります。
しかし、経営者が常に社員と
コミュニケーションをとって
仕事ぶりに目を配れる
という職場は少ないでしょう。
ですから
その職場での管理職やリーダーを育てるのも
経営者の大きな役割だといえます。
事業が大きくなるほど
社員やアルバイトの数が増えます。
複数の店舗や事業所を展開している場合
1人の管理職が複数の店舗や事業所を
総括することもあるでしょう。
その職場のリーダーから
現状や問題点を聞いて回るよりも
防犯カメラの映像をチェックすれば
スピードアップできます。
また、カメラの映像から店舗や事業所単位で
現状把握と問題点を改善する力を
つけることができます。
そうすれば
管理職が多くの店舗や事業所を回ることはなく
交通費などを大幅にカットすることができ
空いた時間を別の業務に有効活用できます。
責任者として防犯カメラで
チェックすべきポイントや
問題の対応策などを
各店舗や事業所で共有すれば
管理職を育てる人材育成にもつながります。
3.動画をマニュアル化できる
防犯カメラで撮影した動画を
マニュアル化するのも
カメラの特性を生かした社員教育の方法です。
例えば
良い接客態度やトラブルが起こったときの
対応策などを
防犯カメラで録画して
マニュアル化することもできます。
顧客のプライバシーを守るためにも
実際に店舗での接客中ではなく
社員と顧客役にわかれたシミュレーションを
動画で撮影してマニュアル化します。
そうしたマニュアルを作ることで
店舗や事業所による
サービスのバラつきを防止し
より良いサービスを提供できるようになります。
また、新商品の使い方や
顧客への説明方法を録画して
各店舗や事業所で共有することによって
管理職や人材育成係が各所を回って
説明する手間を省きます。
つまり、防犯カメラを社員教育に応用することで
より良いサービスを提供できるようになり
手間やコストを省きながら
人材育成ができるようになります。
社員の行動を監視するのではなく
より良いサービスを提供するために
防犯カメラをご活用ください。