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【防犯カメラを設置して従業員を見張る3つの理由】監視によって事前に防げる内部犯罪~その3~

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たとえ軽い犯罪であっても

従業員に罪を犯させないための方法を
お伝えしてきました。

今回は、従業員の行動を見張る
3つ目の理由について解説します。

【3つの理由】

  1. 罪を犯す「機会」がある
  2. 罪の意識がない
  3. 労働環境に不満がある

→「1.罪を犯す『機会』がある」の理由と対策はこちら
→「2.罪の意識がない」の理由と対策はこちら

 

3.労働環境に不満がある

この理由は、他の2つと違う点があります。

ちょっとした出来心や
罪の意識がない場合とは違い

明らかな動機がある点です。

罪を犯すことや窃盗が目的ではなく

職場の人や経営者を困らせたいという思いや
たまったうっぷんを晴らしたいという気持ちから

犯罪やいたずらなどの問題行動が
起こる場合があります。

しかし

それは単なるいたずらや窃盗、
器物損害に終わらず

顧客や近隣住民の信用を失い

閉店または倒産に追い込まれた
店舗や会社があり

社会的な問題にもなりました。

コンビニエンスストアや飲食店にて

主にアルバイト従業員によるいたずら画像が
Twitterなどで公開されたことは記憶に新しく

同じようなことが何件も起こりました。

もちろん、これらの行動は
モラルに反することであり

ちょっとしたいたずら心が発端で

職場に対する不満が
すべてだとはいえません。

しかし

もしも防犯カメラが
設置されている職場であれば

これらの行動は防げたのではないでしょうか?

どんなに経営者や正社員が
アルバイトの教育をしても

すべての行動を把握することは難しく

ある程度の仕事をアルバイトに
任せることになります。

アルバイトを信用していないわけではなくても
その行動を把握しておくことは

経営者の責任だといっても
過言ではないでしょう。

また、過酷な労働の現状を
Twitterで暴露された

牛丼チェーンも例外ではありません。

職場に対する不満が募り、
現状の暴露だけでなく

異物混入を思わせるようなツイートもあり
物議を醸しました。

もちろん

防犯カメラはそういった従業員の不満を
暴露させないためのものではありません。

経営者や店舗の責任者が
従業員の行動や勤務の現状を知り

改善や対策を講じるために
記録として使用します。

【対策】

  • 店舗や会社に対する不満がないか聞き取り調査をする
  • 普段から勤務態度に目を配る
  • 正社員、アルバイトなどの雇用形態に関わらずコミュニケーションをとる
  • 労働時間、勤務体制などを責任者が把握する
  • モラルや犯罪についての教育を徹底する

 

そして

犯罪を防いだり、
行動を把握することも大切ですが

従業員やアルバイトの様子を知り
本音を聞くことが最も重要です。

不満やSOSは行動や
勤務態度に表れるものです。

忙しい経営者や責任者であっても
防犯カメラの記録を見ることで

それらのサインに気付くこともあるはずです。

ただ行動を見張るためではなく
従業員の心の声に気付くためにも

防犯カメラをお役立てください。


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