前編ではオリジナリティーを
出さないことで引き起こされる
デメリットによるスパイラル(悪循環)
についてお伝えしました。
それでは、オリジナリティーを出すためには
どのような点を
明確に表現すればいいのでしょうか?
1.コンセプトを明確化する
あなたの会社には企業理念があり
商品やサービスには
商品名がついているはずです。
もしも、それが社内だけで
共有されているものであれば
ターゲットが理解しやすい言葉に
置き換えて伝えましょう。
シンプルでコンセプトがはっきりと伝わる
キャッチフレーズやロゴマークも
効果的です。
最終的には、
「コンピューターといえばApple」
というように
「○○といえばあなたの会社」
と誰もが連想するほどになれば
オリジナリティーを確立したといえます。
動画でコンセプトや理念を伝えるときは
登場人物が語るだけでなく
テロップを流すなど
文字情報もあわせて
伝えるのがおすすめです。
2.ターゲットに訴えかける
あなたの店舗やサロン
またはサービスや商品の
コアなターゲットとなる人物像を
明確化しましょう。
そして、その人が
動画を見ていると想定して
店舗に足を運びたくなるような
イメージを作っていきます。
(例)リラクゼーションサロン
ターゲット
20代女性がメイン
会社帰りに疲れをとる癒しの場所
ターゲットとなるモデルが
サロンに入ってくるところから
始まるドラマ仕立て。
金曜の夕方、会社帰りの女性が
サロンに入るところから動画が始まる。
施術スタッフが笑顔で迎えて
サロンの奥に案内し
個室にてアロマトリートメントを
受けてリラックス。
すっかり癒されて
帰っていくところで完結する。
というように、特定のターゲットを
設定して訴えかけることで
動画を視聴しているターゲットの
共感を誘い
来店の動機につなげることができます。
3.個性を詳細に伝える
あなたの会社の商品やサービスを
紹介する場合は
その商品の特色や個性を
詳細に解説してください。
大きさ、色、形、質感、使用方法など
視聴者がまるで商品を
手にとったかのように
明確にイメージできるのは
動画ならでの長所です。
また、自社商品の魅力を
徹底的に分析することで
あなたの会社にしかない
オリジナリティーを
伝えることができます。
いかがでしたか?
以上の3つの点を意識するだけでも
競合にはないあなたの会社や
商品の魅力が伝わります。
動画を撮るときや商品のPRをする際に
役立てていただけるとうれしいです。