監視カメラを設置することで
内部の犯罪を未然に防ぐ効果があります。
前回は、従業員が犯す可能性のある
3つの罪についてお伝えしました。
ともに働き、そして、
その対価を得ているはずの従業員が
なぜ、組織や経営者に背くような
行動をとってしまうのか?
今回は、従業員が罪を犯してしまう
3つの理由と対策についてお伝えします!
【3つの理由】
- 1.罪を犯す「機会」がある
- 2.罪の意識がない
- 3.労働環境に不満がある
これらの理由が考えられます。
今回は、1の理由と対策について解説します。
1.罪を犯す「機会」がある
もしも、あなたの会社や店舗の従業員が
犯罪を目的として会社や店舗に所属したら
罪を犯すチャンスを狙っているでしょう。
だけど、真面目に働くことを目的としているなら
罪に問われるようなことはしないものです。
ところが……
そんな「機会」があれば
魔がさしてしまうこともあるのです。
たとえば
- 店舗や社内にひとりしかいない時間がある
- レジや金庫の管理が甘い
- 誰でも鍵を持ち出せる
- お金や書類のダブルチェックをする人がいない
- 備品は使い放題である
- 在庫数のチェックをしていない
- 商品の廃棄について管理されていない
こういった環境の職場では、犯罪の機会が多いと考えて良いでしょう。
なぜなら
ひとりになる時間があり
その行動を誰にも見られておらず
犯罪が起こったこと自体が
気付かれにくい環境だからです。
たとえば、ランチに行くときにお金がなかったので
レジや金庫のお金を借りたとします。
ランチ後にATMでお金をおろして返した場合
結果的にはレジや金庫に入っている
金額は同じです。
しかし、こういったことができてしまう環境にあると
今月はお金がないから
金庫からお金を借りて月末に返そう……
ということもあるかもしれません。
また、書類をダブルチェックする人がいなければ
私的な買い物や領収書がない請求であっても
経費として支払われる可能性があります。
最初は、ほんの出来心であっても
それが許されたことによって
罪を犯してしまうことにもなりかねません。
【対策】
- 鍵やお金の管理をする
- 在庫のチェックをする
- 書類のダブルチェックを徹底する
- 社内の環境を見直す
もちろん、従業員が必ず罪を
犯すわけではありませんが
誰も見ていないと思うと、
魔がさしやすくなります。
また、ひとりで店舗や社内にいるときに
犯罪が起こっても
立証するのが難しいものです。
その人が罪を犯していなくても
疑われることもあるので
そうしたことが起こらないためにも
監視カメラが役立ちます。
社内の環境を見直すとともに
監視カメラの設置を
ご検討いただけるとうれしいです。